京都喧嘩最強軍団「骨破」（ボーンクラッシュ）の代表の高橋知哉さんの取材をご縁があってさせていただきました。

中学生の頃から仲間と悪いことをするよりも、喧嘩をすることが好きだったという高橋さんはすさまじい生き様です。

地元の地下ファイトでの「賭け喧嘩」でベントレーやキャデラックが止まっているなか、パンチや角刈りのおっさん達に格闘家や黒人と戦わされてたという映画のような話です。

思わず戦後か？と疑いそうですが、平成の話です。その場所にも案内してくれました。京都恐るべし。

そして高橋さんが格闘家となって、世界WSCSヘビー級タイボクシング チャンピオンとなり今年の8月に招待試合を京都のKBSホールで行われました。

高橋さんの主催する格闘団体BONE CRASHの若手の子達が熱いファイトで舞台を暖めたあと、メイン試合の高橋さんの相手はなんと体重130KGのブラジル人。

そして得意の喧嘩スタイルで１R TKOでの勝利！一瞬で会場が湧き上がりました。「必ず勝つ」といった彼の有言実行を目の当たりにしました。

「言葉はいらん　最後はどつき合いや」

彼の見ているその先の景色はわかりませんが、これからも周りを吃驚させてくれそうないい男に出会えました。

これからも応援していきたいと思います！

高橋知哉　2016/10/3

 「京都喧嘩最強軍団　骨破」　実話ナックルズ　2016年12月号

「平成の喧嘩師たち　京都の喧嘩番長　高橋知哉」実話ナックルズ　2017年11月号