激撮! ハプニング?

2017年の夏が終わろうとしています。今年の夏は雨が続いて残念でしたね。海もなかなか行けませんでしたが、撮影はなんとかしました!いままでの掲載誌を見るとハプニングカメラマンということになっているみたいです(笑。別にハプニングを狙っているわけではないんですけど。昨年はお尻シャンパンが流行ってましたが、それってハプニングなのかな?週刊現代では知る人ぞ知る伝説のカメラマンの篝一光さんと一緒のページになっています。今は規制が多く海で遊ぶことができなくなっています。音楽、タバコ、酒、刺青、花火等禁止事項だらけです。そんななかでもパーティーを開いて、どこからか人が集まって来ます。マナーが悪いのは良くないですが、禁止すればいいってものでもないと思うんですが。イベントではダンサーの女子がセクシーで、男子達を煽ってます。若い子の思いっきり弾けている姿は写真映えします。最近の事情を聴いたところ、こんな素敵なことを言ってました。

「いま楽しまなくてどうするんの?規制?関係ないっしょ」

まだまだ残暑がキツいですが、楽しんで行きましょう!

 

江ノ島にて / 8.2017

「乱行、復活」/  実話ナックルズ2016年10月号

激撮!真夏のハプニング集 / 週刊現代 2016年7月2日号

夏が来た!海辺のハプンング / 週刊現代 2017年7月22,29日号

 

 

日本で一番アツい夜

「俺、オラオラっす!」と聞いたのが、もう7年位前になります。とあるご縁で湘南周辺の若者たちを撮影するようになりました。その頃は毎週末にクラブで何かしらのイベントがあり、オラオラやギャルやキャバ嬢、ヤンキーとチカーノギャング、外国人達が集まってました。質の悪いスピーカーから外にダダ漏れしている音とバニングの車、族車の排気音が混ざり合って異様な光景でした。「何撮ってんだよ!」「写真くれよ」は撮影の付きものですが、よく言われた気がします。2011年の東日本大震災の取材を終えた頃だったので、彼等のエネルギーとパワーに興味を持ちました。また震災から避難してきてる子達もいたりして、彼らなりの団結を感じましたね。段々と写真も撮れてきたなと思った頃に彼らに「どんな雑誌に出たい?」と聞いたら「実話ナックルズ!」と即答でした。その後に編集者の方と繋がり写真を見てもらって掲載していただいたのが、「日本で一番アツい夜」実話ナックルズSPECIAL 2012 mook44です。それからのご縁で色々なお仕事をさせていただいています。今年の七夕祭りも掲載していただいています。いつも皆から元気をもらっています!

psy★狂う 7.8/2012

日本で一番アツい夏 / 実話ナックルズ SPECIAL 2012年 mook 44

福島県 自立更生促進センター

実話ナックルズ 2017年9月号「潜入 出所者専門アパート自立更生促進センター in 福島」

撮影の依頼を受けて、ノンフィクション作家の斎藤充功さんと福島検察庁の前にある国が管轄する自立更生促進センターに取材に行ってきました。刑務所を出た人たちの就労支援と社会復帰を促進する目的で、出所者のセーフティーネットとして全国的に注目を集めています。これまでマスコミに一切報道されていない内部を撮影させていただきました。刑法犯24万人のうち再犯率57%という数字が更生の難しさを物語っています。刑務所を出ても住所がなければ、仕事もない、家族のもとにも帰れない。そしてまた犯罪を犯してしまうという悪循環です。施設には6名の入居者が暮らしていました。年齢は様々で作業着姿の人やエリートサラリーマンのような人もいました。もちろん入居できる条件があり、薬や性犯罪は外されます。施設には張り詰めた緊張感と新しい一歩を踏み出そうという決意が溢れていました。雑誌ではモザイクがかかっていますが、彼らの冷淡な一点を凝視する眼差しは忘れることができません。

福島県 自立更生促進センター 6/2017

自立更生促進センターの前の除染残土 6/2017

「潜入 出所者専門アパート自立更生促進センター in 福島」    実話ナックルズ 2017年9月号